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Posted by つくばちゃんねるブログ at

Date: 2009年05月07日

これからは、ドラマじゃない。料理番組だ。

今日、NHK『スタイル アップ』という番組を初めて見た。

陽気な美しい外国の女性が、オープンキッチンで料理を作る・・・

そんなありふれた料理番組だと思って

歯を磨きながら、見るともなしに見ていた。

彼女は外国の人にありがちな、オーバーな身振り手振りで
メチャクチャ美味しそうな、イタリアンを作りあげていく。

「次はドレッシング。シェリービネガー120ccと・・・」
言ってるそばから、ビネガーの瓶から直接、ボウルにドボドボッ!

“お~い、量ってないやんけ!”
そうつっこみを入れてしまう私は、まだまだ器が小さいのでしょうか。

そんな感じで彼女は、びっくりするほどザックリとした計量法で、
目にも鮮やかに、麗しい料理を生み出していきます。

「ドレッシングをしっかりした味にまとめるために、このマスタードが最高なの!」
「私は、このマスタードがばっちり効いている方が好きハート

そして仕上げには必ず
「う~ん♪パーフェクト!」
とか
「最高!アメーズィンググッド
など、感情表現を忘れません。

かつて、日本の料理番組で、ここまで計量・分量に重きをおかず、
かつ、自分の好みを随所に織り交ぜ、
かつ、仕上がりを自分自身で褒めまくる料理があっただろうか。

しかも、4~5人分はあろうかという料理を
大皿にキレイに盛り付けたあと、
必ずジャーダ(この美しい女性)は、自分のためによそって、その場で頬張ります。

料理家自らが、こんなに自分の作った料理を(ゲストに振舞うまでもなく)
美味そうに食べてよかったんですね!ジャーダさん。

ジェーダの胸の谷間を意識した衣装といい、これは料理番組じゃない。
ドラマ1本分に値するおもしろさだ。


日本の料理番組がいかに遅れているかを思い知った。

Posted by コアル at 22:32Comments(0)料理・レシピ