Date: 2009年04月19日

幕末・明治維新期=興味深深。

なんと!
地モト・取手に、幕末の尊王攘夷に命を賭けた人がいた。

幕末・明治維新期=興味深深。

相楽総三・・・(取手市)椚木新田の出身。
薩摩藩の西郷・大久保や、土佐藩の板垣退助などの要人と親しく関わり、
鳥羽・伏見の戦いに導く重要な役割を果たした。

その後、相楽は西郷からの指示で赤報隊を結成し、(新政府を支持すれば)年貢半減を布告しながら
東山道を江戸にむけて進軍。

しかし、その途中、新政府は“年貢半減政策”は財政を圧迫すると判断。

赤報隊は偽官軍として、闇に葬ることに・・・。
ついに、下諏訪で捕らえられ、そのまま斬首されてしまう。
要は、新政府に裏切られてしまったわけ。

その後、孫・亀太郎を中心に、下諏訪の人々、多くの人々の尽力によって
処刑後60年経ったのち、赤報隊の偽官軍の汚名は晴らされることとなった。

もし、こうした人々の力がなければ、
私たちが彼らの存在を知ることもなかっただろう。

昨日、ちょうど劇場版『アンフェア』をテレビで見ていたので
ちょっと感覚がだぶってしまう。

権力と、裏切りと、抹殺。
そして歴史はつくられていく・・・みたいな(笑)

はぁ~。
事実が闇に葬られずにすんで、よかった。

でも、実際の歴史上、どれだけ事実とかけ離れたことが、
事実として受け継がれていったり、

権力によって汚名を被せられたり・・・があるんでしょうね。

長谷川伸の「相楽総三とその同志」
是非、読んでみようと思います。





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Posted by コアル at 21:15│Comments(0)旅・旅行
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